激安キャビアが青森名産のリンゴと関係あり!?

4月27日放送の「使えるニュース」という番組で、激安キャビアの謎が解明されていました。

  • キャビアとは、チョウザメの卵を塩漬けしたもので、漁獲高の激減により価格が高騰、最高級のロシア産ベルーガは、100g約30万円もする。
  • 青森のリンゴが関係している激安キャビアは100g2000円。見た目はそっくり。
  • 株式会社ホクユーフーズで製造
  • 激安キャビアの材料は、リンゴ、昆布、イカ
  • リンゴにはペクチンという粘り気を出す成分がある。ジャムやゼリーなどの食感をだすためによく使われる。
  • リンゴから取り出した「ペクチン」と、昆布から取り出した「アルギン酸」の粉末を水で溶かして混ぜ合わせる。すると、魚卵特有の粘り気がでる。最後に色づけにイカ墨を混ぜる。キャビアの元となる原液が完成。
  • 人工キャビア製造マシンは、点滴のチューブを改良したもの。原液を流し込むと、点滴が落ちるように水の中へ落ちる。落ちたものは、キャビア!!

その名も「キャビアンヌ」。
これまでは、ランプフィッシュの赤い卵に黒く着色していたので、パンにつけると色がついていた。「キャビアンヌ」では、まったく色がつかない。しかも本物は236キロカロリーに対して32キロカロリーしかない。
「リンゴで作った人工キャビアは激安&ヘルシーでおいしい!」
都内有名ホテルのランチバイキングで提供されている。
番組のゲストに「ランプフィッシュの卵で作った代用品」「キャビアンヌ」「ロシア産ベルーガ」を食べ比べてもらったところ、「キャビアンヌ」がおいしいとのことでした。