世界最速の水着素材

WBSの「技あり!ニッポンの底力スペシャル」で取り上げられました。

  • 山本化学工業
  • ウエットスーツ製造の会社
  • やわらかくしあがる石灰石が原料のゴム素材で作ったウェットスーツ。保温性があり、からだが浮くことで速く泳げるという。
  • 秘密はゴムの中に発砲剤で小さな気泡をたくさん作ったこと。それを進化させて、世界最速の水着素材を開発した。
  • オリンピックで世界デビュー。
  • 競技用水着では浮力のある素材は使用禁止。開発した中に気泡があればダメ。
  • 気泡のゴム素材を0.15ミリになるまで薄くスライス。顕微鏡でみると、スライスした部分は渦輪のようにでこぼこ。
  • 水をつけると、新素材は水が気泡に入り表面を覆う。すなわち、水との抵抗がほぼゼロ。
  • 表面の気泡に水を溜め、水と水着の抵抗をなくす。
  • 学生に試してもらった。練習中は50メートルが28秒台だが、26秒99。

TVでは水着の胸部分に一瞬「blueseventy」とでていました。ネットで調べてみるとトライアスロンでは有名だそうです。サイトはこちらです。
ほかにないか検索したところ、こんなものが見つかりました。英文で「Yamamoto SCS Nano swim technology in a non-buoyant race day swimsuit.」とありました。
ミズノ、デサント、アシックスは日本のメーカーですが、山本化学工業には注目していなかったのでしょうか?やはり中小企業が海外で認められたということか。
日本の大手メーカーは、まず日本の中小企業の技術を認めて、日本の企業同士、ともに発展していくような状態にもっていくようにして欲しいです。

それから、「技あり!ニッポンの底力」の本がでています。